2017年 10月 25日
史跡めぐりを開催しました
10月15日(日)に橘曙覧史跡めぐりを開催しました。
史跡めぐりには数多くの方にお申込みをいただき、当日は30人以上もの方が集まりました。
ガイドには、曙覧の三男・早成の子孫で、現在語り部ボランティアとして
活動されている吉田秊(みのる)さんをお招きしました。
その後バスに乗り、曙覧が後半生を過ごした藁屋(志濃夫廼舎)跡、曙覧の書の残る丹巌洞草庵、
歌を詠んだとされる新田塚を見てまわりました。
参加者のみなさんは吉田さんの丁寧で愉快な解説に熱心に耳を傾け、
始終和やかな雰囲気でツアーを楽しんでらっしゃいました。
次の大安禅寺では、ご住職の曙覧に関する解説を聞くことができました。
懐石料理の昼食をいただき、その後、曙覧と親友・笠原白翁の墓や、敷地内の松平家の墓所「千畳敷」などを訪ねました。
バスは最後、三国に向かいました。
曙覧の妻直子の生家跡と、名刹・瀧谷寺を観覧の後、文学館に戻り解散となりました。
ところどころに残るエピソードに触れることで、曙覧の息遣いを感じるような素敵な旅でした。
来年は橘曙覧没後150年に当たる年です。これに関連し、当館では年内2回の史跡めぐりツアーを予定して
おりますので、皆様ふるってご参加ください。